【新家元制度における報酬について】 新家元制度には6つの報酬がある、ということを勉強会でお話ししました。 6つの報酬とは、「やりがい」「ポジション」「スキルアップ」「仲間」「お金」「人間力」です。 お金のソムリエ協会では、このなかでも特に「やりがい」を一番大切にしているので、「協会理念に共感していること」を講師として認定する際の必須条件としています。 また、教えるという「ポジション」や、そのための「スキルアップ」も重要なので、ポジションとスキルアップに価値を見出していただけることも、認定時の必須条件としています。 さらに、「仲間」との協力関係も不可欠ですので、これも認定時の必須条件としています。 これらすべてを手に入れると、「人間力」がひとりでに備わるようになります。 ところで、6つの報酬の中では、5番目のお金だけは毛色が少々違っていて、貢献した結果として、「協会から還元」される仕組みになっています。 お金については、勉強会でお話したように2:2:2:3:1の配分となりますが、認定講師の皆さんに直接関係してくる集客2割とセールス2割およびコース主催2割について、一歩踏み込んで解説します。 ■2割のウェートを占める「集客」について どんなに素晴らしい講師であっても、どんなに質の高いのコンテンツであっても、集客をできなければセミナーは始まりません。 そして、できるだけコストをかけずに集客することが理想的ですので、多くの協会が次のステップを踏んでいます。 step1:友達化を通じた信頼関係構築 step2:友達とブログからのメルマガ(ライン@)のリスト集め step3:メルマガ配信による購読者教育 step4:入門セミナーへの集客 仮にフェイスブックで400名の友達を作れたらプレゼント作戦等を展開して100件のメルマガリストを獲得できます。 そして、メルマガ配信をしばらく継続すると、その100人のうち数名がセミナーに参加してくださいます。 あるいは、様々なセミナーや交流会に参加して、地道にオフライン活動を行えば、その結果として、一部の方が入門セミナーに出席してくださいます。 このように、入門セミナーに参加する人を1人集めるだけでも大変です。 だからこそ、ここのウェートが最低でも2割を占めると考えています。 一方で、集客に貢献したのが誰かを判断することは、実際には困難です。 そこで、現時点では入門セミナー申込時のルートで機械的に判定する方式を採用しています。 機械的な判断の例外として集客貢献を認めるのは次の2ケースです。 (1)申込み者がメルマガかライン@またはブログの読者であることを認定講師が疎明し、そのメルマガやブログの記事経由で入門セミナーを知って申し込んだ可能性が高いと協会が認定した場合。 (2)オフラインで勧誘したことを認定講師が協会本部宛に事前報告している場合(あとになって、あの受講生は自分が勧誘したので・・・云々はNGとします) ※認定講師とは、「講師認定条件セルフチェックシート」を提出のうえ協会から認定を受け、お金のソムリエセミナーに登壇しているマスター以上の講師です。 なお、セミナー参加についてのアフィリエイトは風評リスクが大きいので行いません。 ■2割づつのウェートを占める「セールス」「コース主催」とは何か? お金のソムリエコースについては、計6回19時間の会場セミナーと12時間の懇親会を卒なくこなし、受講生をフォローしなければならないので、コース登壇講師としての役割は大切です。 一方で、お金のソムリエ入門セミナーにて「お金のソムリエメソッドとお金のソムリエコースの魅力」を上手に伝えなければ、本コースにご参加いただけないので、入門セミナーの5時間と、決済完了までのフォローもそれなりに重要です。 そこで、主催した入門セミナーの受講生が、スケジュールや場所の都合で、他の認定講師のコースにフル参加した場合には、2割を入門セミナー主催講師に配分する方式をベースにします。 例えば、横浜の入門セミナーに参加した夫婦がコースに申込み、夫婦ともに大阪のコースにフル参加した場合には、横浜の認定講師が2割、大阪の認定講師が2割を受け取ります。 なお、横浜の入門セミナーに参加した受講生がコースに申込み、夫婦のうちメインとなる人1人が大阪、サブとなる1人がさいたま会場にフル参加した場合には、横浜2割、大阪2割となります。さいたま会場主催講師への割り振りを行わないルールとします。 ちなみに、入門セミナーでは、司会者やサポーターの役割が極めて重要ですが、そこまで考慮することは実務上は非常に困難です。そこで、原則として「入門セミナー主催回数累計≦サポート回数累計」としますので、持ちつ持たれつと理解してください。 ■その他の金銭周りについて その他の金銭周りについても、一旦次のように整理しておきます。 (1)他の認定講師にお金のソムリエコースへの登壇を依頼する場合の謝礼体系 お金のソムリエコースを複数の認定講師が分担した場合についての方向性を整理します。 全14回のうち会場セミナーは6回ですが、メイン講師はその一部を他の認定講師に委任できます。 その場合の登壇謝礼を一律3万円/回とします(主催講師にて毎回手交してください)。 (2)お金のソムリエコースサポーターへの謝礼体系 お金のソムリエコースにサポーター参加した認定講師への謝礼についても、入門セミナー同様に一律1万円/回とします。 ただし、やむを得ない事情により、片道100km以上離れた遠隔地の認定講師にサポートを依頼する場合で、かつ、サポート目的だけで応援に来ていただく場合には、往復交通費実費相当額を謝礼金額とします。 なお、認定講師以外の倶楽部メンバーに対しては、入門セミナー5千円、コースは謝礼なしを原則とします。 サポーターへの謝礼については、セミナー当日に領収書と引き換えに手交してください。 ※以上の整理については、運営していく過程で適宜修正する場合もありますので、ご了承ください。